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患者さんが過去を悔しがるシミ

患者さんが、一番過去を悔しがるシミとは?
「若いときに、マリンスポーツしたからできたシミだわ」
「昔は、日焼け止めとかうるさく言わなかったからできたシミだわ」

いえいえ違います。それはそんなに残念がることはありません。マリンスポーツは楽しかったし、昔は周りもみんな無防備だったから・・・

実は、青アザのシミ(ADM、遅発性両側性太田母斑様色素斑)です。


シミにはたくさんの種類がありますが、「シミを取りたい」と言ってこられる方のほとんどは下の4種類です。

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紫外線でできる、光老化の代表、境界がはっきりと出てくる「老人性色素斑」。

女性に多い女性ホルモンとの関係が疑われている頬の上に左右対称にぼんやりと出てくる「肝斑」。

小さい頃から出てくるソバカス「雀卵斑」。

20歳過ぎてから顔の両側に目の周りなどにでてくる灰色がかった淡青褐色のアザ「遅発性両側性太田母斑様色素斑」(ADM、青アザのシミ)

…などで、これらは、よく入り混じって出てきて、全体にくすんだ感じになってきます。

シミには、その種類にあった治療法を選ばないと取れませんが、特にこのADMはレーザーでしか取れません。

何を悔しがられるかというと、「高価な美白美容液を何十年も塗り続けたのに!全く効かないの?」「エステで取れるからと高いコースを組んだのに」ということですが、

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こちらの症例写真は40代の女性の患者さんです。この方は丸い囲み(青線)が普通の老人性色素斑で、点線の囲みが青アザのシミ、それに肝斑のくすみがあります。
レーザーとビタミンA治療の組み合わせで、6ヶ月後にはかなり綺麗になっておられます。

レーザーは、QスイッチルビーレーザーとメドライトC6です。
ビタミンAは、ホームケア、トリートメント、オバジZO(ゼオスキンヘルス)です。

患者さんが悔しがると、いつも「大丈夫です、いい事ありますよ。青アザのシミにQスイッチレーザーを当てると、キレイに取れますよ。レーザーを当てたところは黒いところにたくさんエネルギーが入るので、コラーゲンなどが作られてすごくハリができるし、もちろんそこに普通の老人性色素斑もできないです。」

片方だけの場合、アザがあった左だけが若いので、「右も当ててください」と言われても、それは「例えば刺青をして黒いところにレーザーをば当てないとそのハリは出ない、みたいなもんですよ。」両側に、均等にあるからいいですね。

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こちらの女性はQスイッチルビーレーザーとビタミンAでシミ治療をしましたが、5カ月後、3年後と年齢を重ねても、むしろハリのあるキレイな肌になっています。