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Dr.オバジ研修4


前回「一般化粧品を塗る場合は、1個だけでいいですよ」と書きましたが、それは化粧品をたくさん塗るとその分顔をこするので、くすみ(肝斑)ができてしまう人が多いからです。

下の写真は赤池クリニックの患者さんで、50代の女性の方です。オバジの薬治療(この頃はオバジ・ニューダーム)を希望されましたが、「肌があれているので、整えてからオバジをしましょう」となりました。

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化粧水、乳液、美容液、クリームとたくさんの一般化粧品でケアされていましたので、洗顔とメイクを変更し、化粧品は患者さんがお持ちのクリーム1個だけにしました。3週間で赤みとともにくすみも良くなりました。この後、オバジの薬治療を始められました。




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こちらは30代女性の患者さんです。この方もニキビに対するオバジの薬治療希望でしたが、ご本人の都合でスタートが一カ月後になりました。オバジを始めるまでの間、化粧品を1個だけにしてもらい、洗顔方法とファンデーションを変えていただきましたが、1カ月でニキビが改善しました。こちらの患者さんも、この後オバジの薬治療を始められました。

Dr.オバジ研修3


研修で、「なるほど」と思ったのが、欧米のネット販売による弊害です。

Dr.オバジが、有名だったオバジ・ニューダーム(まだ別会社で存在しています)を『ネット販売による、医師の指導なしの不適切な使用方法によるトラブル』、『世界中にひろがったニューダームの偽物』により憤慨し、ニューダームを捨て、ZOスキンヘルスの会社を立ち上げたのは有名な話です。

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今回は、ネット販売で手軽に「ハイドロキノン」が手に入ることの弊害です。

いろんな会社によるハイドロキノン配合化粧品の氾濫。Dr.オバジとは全く関係ハイドロキノン配合化粧品ですが、黒人の人が12年間ネット販売で購入し、塗り続けて顔がブルーになった写真には驚きました。

そこで、ハイドロキノン配合のZO製品ミラミン、ミラミックスの使用法の変更と、詳しい使用法の説明にDr.オバジは力を入れていた気がします。

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■ミラミン
ハイドロキノンがくすみを抑える力をサポートし、肌の色調を美しく整えます。
容量:80g 12,960円

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■ミラミックス
ハイドロキノン配合で、医師処方薬のクリームと併用することにより、効果的に浸透し、明るくムラのない整った肌へと導きます。
容量:80g  12,528円

私はいつも診察で言っていますが、スキンケアで本当に効果があるものは、販売後の使い方の指導・経過観察がやはり必要です。

だから、一般化粧品では、その場の保湿くらいしか効果はない(Dr.オバジも同じ事話されていてうれしかったです)から、もし塗りたかったら3千円か5千円のを1個だけ塗るのが良いですよ。

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さて、効果がある成分ですが、ビタミンAが一番効果が強く、しかも一番手間がかかるものです。 ピーリングも必要な人に必要な時だけ使うのが大切と言っていました。

そして、今までは「ハイドロキノンに関しては、単独ではほどんと効果はないが、ビタミンAと併用することはある。最初かぶれなくてもたくさんの量を塗っているとかぶれたりします。6ヵ月ほど使ったらやめましょう」と説明する程度でしたが、使う期間を細かく指導していくことに決めました。

ハイドロキノン配合の製品のネット販売については、欧米が先行していて、日本は遅れてまさに現在非常に多いようで、そのトラブルも急増しているようです。医療機関に通わず、ネットで手軽に購入使用されている方がおられたら、怖いです。

ゼオスキンヘルス 研修報告NO.2

さて、研修報告第2弾です。

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ドクター・オバジは、ゼオスキンヘルス(オバジZO)のクリーム一個でも、治療であると話されてました。下の製品はデイリーPDです。 ascでも様々なお悩みの方にオススメしている美容クリームです。


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ゼオスキンヘルス デイリーPD
ビタミンA(レチノール、パルミチン酸レチノール)、ビタミンEなどを配合しています。肌にハリを与え、肌をやさしくケアしながら、美しく健やかな肌へ導きます。ビタミンEが外気の刺激や乾燥から、肌を保護し、潤いを満たすことで、肌のトラブルを未然に防ぎます。


ドクター・オバジは、「私は、患者さんにあなたが良くなることを常に考えている。何をしたらよいか、何をすれば良くないかを教えていきます。スタッフは、患者さんに寄り添うのです。」と話していました。

実はascも同じことを、スタッフに教えています。 「やはり、そうなんだ!」と嬉しかったです。

しかし、ドクターオバジは、「私は初め患者さんに嫌われて、やがて感謝される」「痛みなくしては、得られるものはない」とも、言われてましたから、かなりビタミンA反応やピーリングを強くしているようです。

私は、「そうは言っても、人間つらいのは続かないなー」また、白人は、強いピーリングはむいているが、東洋人は色素沈着起こしやすいから、軽いピーリングを繰り返すのが良い。さらに、結局ビタミンAの塗り薬を使う一番強い方法でも、東大方式から始まって、ニューダーム、ゼオスキンヘルスと数千人みてきましたが、赤み皮むけがひどくなくても、効果に変わりがないから、ascはできるだけ反応はマイルドなやり方を工夫しています。

下の症例写真は60代の女性の方です。
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美容レーザー治療(メドライトC6、フォトフェイシャル)とビタミンA治療(ゼオスキンヘルス、ロールキット)を組み合わせています。

こちらは20代の女性の方です。
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この方も、美容レーザー治療(メドライトC6、フォトフェイシャル)とビタミンA治療(ゼオスキンヘルス、ロールキット)を組み合わせることで、短い期間でキレイな肌になっています。

ドクターオバジ研修

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東京でゼオスキンヘルス(オバジZO)の研修会があるという事で参加してきました。開発者のドクター・オバジご自身が行う研修です。

ドクター・オバジは今75歳とのことです。「徳島で患者さんに講演会してくださった時にはすでに70歳だったのかぁ。しかしむしろ若々しいし、話しがグイグイとくる。あいかわらずアクティブで人を引き込むなぁ」と思いました。

さらに「常に患者さんが良くなることを考えている」と話されてました。

確かに、ドクターはどんどん頭がすすみ、会社の人がついていけてない。さらに日本では、そのまま輸入できないものもあるが、ドクターオバジは今のご自分の頭の中を次々話す…という感じで面白かったです。

とにかく、クリニックに帰って、いろいろ考えて取り入れて、また治療法を改善しようと思いました。

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下の写真は2014年にオバジをお迎えして行ったアンチエイジングセミナーの時のものです。この時も身振り手振り歩き回ってのエネルギッシュな講演でしたが、今回も変わらぬアクティブさ。オバジのバイタリティに元気をもらえました

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ドクター・オバジをお迎えしたアンチエイジングセミナーのレポートはこちらから>>

シミの種類と治療法

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シミには種類があり、それぞれにあった治療法を行わないとかえって濃くなることもあります。


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こちらは初診の、シミが悩みの40代女性です。
この方は、誰にでもできる紫外線による『光老化シミ(普通のシミ、老人性色素斑)』と、『くすみのシミ(肝斑)』が重なっていています。

さらに皆さんが「シミと思ってずっと高価な美容液を塗ったりすることが多い」けど、実は『青アザというシミ(ADMとか遅発性両側性大田母班様色素沈着いわれます)』もあります。もちろん青アザのシミに美容液は全く効きません。説明後「何年も塗ったのに!」と、よく嘆かれています。

またラテン人に多い、目の周りがぐるっとアイシャドウのような色素沈着があります。

最後の目の周りの色素沈着は、保存的に触らない、こすらないしかないのですが、前者3種類はきちんとした治療法があります。


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この方は、まずは目立つ普通のしみにQスイッチルビーレーザーをそこだけ照射しました。(しばらくテープをはります)

そして、くすみに対してメドライトC6というレーザーを軽く全体に照射していきます。フォトフェイシャル(IPL)も1回あてています。

青アザのシミには、Qスイッチルビーレーザーを照射しています。その後はビタミンA治療を行い、ゼオスキンヘルス(オバジZO)などもしています。

下は正面からの症例写真です。治療前は両頬に青アザのシミがあります。約2カ月後に左頬にQスイッチルビーレーザーを照射しています。その後、右頬も照射して、現在は両頬ともキレイに保たれています。


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実は、普通のシミと青あざのシミADMは、同じQスイッチルビーレーザーで取りますが、打ち方が微妙に違いシミをきれいにとるコツがあります。

またQスイッチルビーレーザーは肝斑を悪化させる恐れがあると教科書にも書いてありますが、きちんと計画を立てるとこのようにきれいにとれます(^ ^)